世界新聞へ連載中のMISO SOUP IN THE WORLDでも紹介していますが、味噌汁をヒマラヤの宿で作って、いろいろな方に食べてもらいました。
3300m地点に位置するUpper Pisangという村。雲に浮かぶその様子はまるで天空の村。おじいさんとおばあさんばかりが住んでおり、高所により気温が低く、また風が強く、絶景の中に位置するもののどこか寂しい、神秘的な村でした。
村の中には寺がありました。村の人がお金を出し合って、500年前からあった建物を建て替えたという寺。
味噌汁を作ってお出しした際は「日本のスープをありがとう」と言い、残さず食べてくれました。
老夫婦のかわりに宿を切り盛りする、シェルパ民族であり、エベレスト登山者の元料理人のソナンさん。
パッケージにある味噌の匂いをかいだり、「おかわりして良いか?」と聞いてくれたり。もちろん、おかわりをしてもらいました!さすがプロの料理人だけあって、味噌の原材料や作り方、栄養価値などいろいろ質問を投げかけてくれました。さらには、「礼儀正しい日本人が好き」と味噌のみならず日本人のことも褒めてくれました。
「魚が入ってる?」と半信半疑になりながらも「おいしい」と言ってくれました。だしは使っていないので、魚は入っていないと説明しました。寒い外から訪ねてきた彼に、熱いスープを出せたことは良かったです。
今回はキャベツをどっさり使った自然の甘みが出た味噌汁でした。

ミアタケ
2年4ヶ月に及び、みそ汁をふるまう世界一周旅行をする。味噌に感化され和の文化が好きに。帰国後30歳からミア流和式花嫁修業に精を出す。
さまよいがちにグローバル化する現代ニッポンの産物であり、博愛主義の愛国者と自分自身を分析する。
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