レストランで食べるよりシンプルかつ美味しいチキンカレーのレシピをご紹介します。
レシピを教えてくれたのは、貧しい村に住む『酔っ払いおじさん』というあだ名のインデラさんの奥さん。インドでは奥さんに名前を聞くのはちょっと失礼らしく、実は名前を知りません。その奥さんの作る料理はどこのインド料理店も美味しいのです!
(世界新聞にインデラさん家で味噌汁を振る舞ったときの記事「インド人にみそ汁を作って食べてもらった」が載っています。インデラ一家の皆さんの笑顔が素敵な投稿記事です。)
いつもの昼食は豆カレーなど野菜のカレーを食べるそうですが、今日のメニューは贅沢にチキンカレー。チキンは1羽丸ごと2kg。インデラさんについて行き、生きた鶏をその場で潰してもったから新鮮そのもの……
それではレシピです。
<必要なもの> (10人前程)
・鶏肉 2kg(丸ごと1羽を潰したので全ての部位を使いました)
・タマネギ 約2個
・ニンニク 約10かけ
・生の赤唐辛子 約15本
・市販の肉料理用ガラムマサラ 約大さじ2~3
・4種類の調合スパイス(胡椒、クミン、カルダモン、ローング) それぞれ約小さじ1
・塩 約大さじ2
・水1.5カップ
<下ごしらえ>
・ニンニクと生の赤唐辛子をすり潰しておく
・4種類のスパイスをすり潰しておく
・鶏肉を水洗いしておく
<作り方>
- タマネギを1~2cm幅にスライスし、熱した油で中火で炒める
- タマネギが亜麻色になってきたら、チキンを投入し、炒める
- 身の中まで火が通ったか通らないかくらいのタイミングで塩を加える
- すり潰しておいたニンニク、赤唐辛子を加える
- 4種類のスパイス、肉料理用ガラムマサラを加える
- 3分に1回くらいのペースで焦げないようにかき混ぜながらさらに15分程度炒める
ここで下の写真のようなチキンが出来上がります。これはこれでニンニクとチキンのジューシーさが露骨に味わえて大変美味しい。しかしカレーにするためにはさらに加熱します。
- 水を足し、かき混ぜながらさらに3分くらい炒める
- 蓋をして、5分に1回くらい焦げないようにかき混ぜて再び蓋をする
- 足りないようであれば途中水や調味料をお好みで足す
- 引き続き5分に1回くらい焦げないようにかき混ぜて再び蓋をすることを繰り返し、30分後にできあがり!
本場のカレー、最高の味でした!私も日本に帰ったら練習してみようと思います。材料が目分量なので、試行錯誤が必要かもしれませんね。ご了承ください。

ミアタケ
2年4ヶ月に及び、みそ汁をふるまう世界一周旅行をする。味噌に感化され和の文化が好きに。帰国後30歳からミア流和式花嫁修業に精を出す。
さまよいがちにグローバル化する現代ニッポンの産物であり、博愛主義の愛国者と自分自身を分析する。
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